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ESG OVERVIEW / environment

環境効率を念頭に置いた構造の実現

当社は、オンプレミスのソリューションよりエネルギー消費量と二酸化炭素排出量が少ないセキュリティ クラウドを提供することで、地球への影響を最小限に抑え、お客様の環境目標達成をサポートするよう注力しています。

ソフトウェア企業である当社の二酸化炭素の最大の排出源は、自社のクラウドベースのサービスを稼働させるために使用される電力です。当社はアーキテクチャー、処理の最適化、使用するデータ センターの選択、再生可能エネルギーによるクラウドへの電力供給など、自社ソリューション全体に環境効率を組み込むことでこれらの影響に対処しています。

世界各地に展開する当社のデータ センターとオフィスは100%再生可能エネルギーで稼働しており、当社はカーボン ニュートラルを達成するため、高品質なカーボン オフセットのみを購入しています。そして現在、2025年までに排出量ネット ゼロを達成することを目標に掲げ、取り組みを進めています。

当社は、オンプレミスのソリューションよりエネルギー消費量と二酸化炭素排出量が少ないセキュリティ クラウドを提供することで、地球への影響を最小限に抑え、お客様の環境目標達成をサポートするよう注力しています。

ソフトウェア企業である当社の二酸化炭素の最大の排出源は、自社のクラウドベースのサービスを稼働させるために使用される電力です。当社はアーキテクチャー、処理の最適化、使用するデータ センターの選択、再生可能エネルギーによるクラウドへの電力供給など、自社ソリューション全体に環境効率を組み込むことでこれらの影響に対処しています。

世界各地に展開する当社のデータ センターとオフィスは100%再生可能エネルギーで稼働しており、当社はカーボン ニュートラルを達成するため、高品質なカーボン オフセットのみを購入しています。そして現在、2025年までに排出量ネット ゼロを達成することを目標に掲げ、取り組みを進めています。

環境に配慮したセキュリティ アーキテクチャー

環境に配慮したセキュリティ アーキテクチャー

世界最大のセキュリティ クラウドとして、当社は世界中の企業のセキュリティ確保に関連する環境負荷の低減を推進する上で、明確な役割を果たしています。オンプレミスのソリューションからZscalerに切り替えることで、企業はITの無駄を最小限に抑え、エネルギー消費量を削減してカーボン フットプリントを削減できます。

当社の温室効果ガス排出量の大部分は、世界中の150か所を超えるデータ センターに分散されているクラウド ベースのプラットフォーム、Zscaler Zero Trust Exchangeから発生しています。このアーキテクチャーは、オンプレミスのソリューションおよびパブリック クラウド上の仮想ソリューションの両者に比べ、より効率的となるように設計されています。

当社はマルチテナント クラウド アーキテクチャーを一から構築し、自社ソリューションを効率的に提供しています。これにより、ハードウェア ユニットあたりのトラフィック密度を向上させ、パフォーマンスと環境上のメリットの両方を実現しています。

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Zscalerプラットフォームによる環境への全体的な影響とメリットを、オンプレミスのサイバーセキュリティ ソリューションと比較して理解するため、当社は第三者の環境専門家と協力してISOの原則に沿った相対的なライフサイクル アセスメント(LCA)を実施しました。LCAでは、指定の数のユーザーに対して、ZscalerのZIAおよびZPA製品を1年間使用するのに必要なリソースによる影響と、同等のサイバー セキュリティ機能を提供するオンプレミス ソリューションによる影響を比較しました。

この徹底した分析では二酸化炭素排出原単位に焦点を当て、バリュー チェーンの複数の段階(原材料、上流の生産プロセス、ハードウェア製造、流通、顧客の使用、ハードウェアの寿命)を調査しました。 

分析結果によると、Zscalerのソリューションはオンプレミスのソリューションと比較して、ハードウェアの数を大幅に削減し、エネルギー効率を高めることが示されています。 

本調査のアプローチと結果の詳細に関しては、当社の2022 ESGレポート(英語)をご覧ください。

Zscalerがお客様に提供する環境上の利点についてはこちらをご覧ください。

再生可能エネルギーとクラウド運用によるカーボン フットプリントの削減

再生可能エネルギーとクラウド運用によるカーボン フットプリントの削減

当社が提供する最大のインライン クラウド セキュリティ プラットフォームであるZero Trust Exchangeは、最高レベルのセキュリティを用いて卓越した接続性を実現しつつ、ユーザーの近くに位置し、運用上信頼できるデータ センターを選び抜いて構築されています。当社は2021年にデータ センターの調達手続きを改め、施設の選択と更新の基準にサステナビリティーの配慮という点を組み込みました。当社は可能な限り、効率性が高く、再生可能エネルギーを使用しており、気候変動に関する目標を確立し、その他の環境に配慮した慣行に従うデータ センターを優先的に使用しています。

今日、当社プラットフォーム全体で使用される再生可能エネルギーの75%以上は、データ センターのプロバイダーにより直接調達されています。データ センターと世界中のオフィスにおける再生可能エネルギーの使用率を100%とするために、国ごとの風力発電と太陽光発電プロジェクトから高品質な再生可能エネルギー クレジット(REC)を購入することで補填を行っています。

カーボン ニュートラル、そして2025年にはネット ゼロへ

カーボン ニュートラル、そして2025年にはネット ゼロへ

当社は、世界中の自社オフィスとデータ センターで再生可能エネルギーの使用100%を達成するというマイルストーンを基に、他のビジネス領域での排出量削減にも目を向けています。当社は、VERRAの認証を受けた品の高い追加的かつ永続的なカーボン オフセットの使用を通じて、2022暦年の予測排出量を削減するための迅速な措置を講じました。これにより、自社オフィス、データ センター、出張、調達、ならびにお客様およびパブリック クラウドの使用量に関してカーボン ニュートラルを実現しました。

一方で、カーボン ニュートラルが最終目標ではないことを認識しており、2025年までにネット ゼロを達成するという新しい気候変動目標に取り組んでいます。この目標を達成するため、当社ではサプライヤー エンゲージメントの向上、所要電力の削減、データを使用した改善点の特定などのポリシーと慣行の実施により、温室効果ガス排出量ネット ゼロへの道筋を策定しています。また、お客様が自社の二酸化炭素削減目標に沿ったパートナーと協力していると確信できるよう、当社の進捗について共有することも計画しています。

気候変動のリスクと展望

気候変動のリスクと展望

当社は、気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)の枠組みに沿って、製品、データ センター、お客様、従業員、オフィスの場所などを含めた、主要な事業領域全体の気候変動リスクを評価するための包括的なアプローチを使用しています。これにより、自社のリスク管理アプローチに加え、リスク レベルとエクスポージャーを理解することができます。

2022年に実施された当社の最新の気候変動リスク評価結果において、世界中に配備されたデータ センターの高度な冗長性を持つシステムにより、当社のクラウドには気候変動リスクに対する高い回復力を備わっていることが明らかになっています。いずれかの地域またはデータ センターで停電が発生した場合でも、クラウドの他の部分でユーザーのトラフィックを処理することが可能なため、事業への影響を最小化できます。さらに、当社の最大規模の拠点は、物理的な気候変動リスクが最小である地域に所在しています。詳しくは当社のCDP回答をご覧ください。

気候変動によって長引く熱波、嵐、火災などの慢性的な事象が起こり続ける中、クラウドに移行し、ハイブリット ワークを採用する必要性が高まっていく可能性があります。当社は、Zscalerソリューションでより多くの組織をサポートすることで、気候変動に対する回復力が高い世界の実現に寄与できると考えています。

温室効果ガス インベントリー

温室効果ガス インベントリー

2021年暦年(2021年1月1日から12月31日まで)のスコープ別の二酸化炭素排出量は以下のとおりです。

排出量
(CO2換算トン)
算入

スコープ1

362
  • オフィス暖房に使用される天然ガス

スコープ2
(ロケーションベース)

25,096
  • オフィスと共同設置されたデータ センターで調達した電力に関連する間接排出量
  • 購入済み環境属性証明書(EAC)/再生可能エネルギー クレジット(REC)

スコープ2
(市場ベース)

0
(購入したEAC/RECの適用を含む)

スコープ3

4,564
  • 購入した商品やサービス
  • 出張
  • 製品の使用
  • パブリック クラウド

スコープ1 + 2 + 3
(ロケーションベース)

30,022

2021暦年における当社の温室効果ガス インベントリーに関する検証結果は、こちらからご覧ください。

2021年暦年(2021年1月1日から12月31日まで)のスコープ別の二酸化炭素排出量は以下のとおりです。

スコープ1

排出量

CO2換算トン:362

算入

  • オフィス暖房に使用される天然ガス

スコープ2
(ロケーション ベース)

排出量

CO2換算トン:25,096

算入

  • オフィスと共同設置されたデータ センターで調達した電力に関連する間接排出量
  • 購入済み環境属性証明書(EAC)/再生可能エネルギー クレジット(REC)

スコープ2
(市場ベース)

排出量

CO2換算トン:0(購入したEAC/RECの適用を含む)

算入

  • オフィスと共同設置されたデータ センターで調達した電力に関連する間接排出量
  • 購入済み環境属性証明書(EAC)/再生可能エネルギー クレジット(REC)

スコープ3

排出量

CO2換算トン:4,564

算入

  • 購入した商品やサービス
  • 出張
  • 製品の使用
  • パブリック クラウド

スコープ3

排出量

CO2換算トン:30,022
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Zscalerがもたらす価値

セキュリティの近代化とプライバシーの保護

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社会

人々の可能性の最大化

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ガバナンス

信頼の確立