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Zscalerを採用してITコストを削減する方法 - 第4回:ユーザーの生産性の向上

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財源の責任を担うことは、常に世界中の企業の関心事項となっています。しかし、先行き不透明な経済状態が続くこの数年は、コスト削減に対する関心度も高まってきており、結果として、ネットワーク、セキュリティ、ITなどの部門には、より少ないリソースでより多くを実践するという任務が課せられています。当然ながら、人員や予算が削減されている状況では、こうした任務を果たすことは簡単ではありません。

 

Zscalerが提供する解決策

このブログ連載では、真のゼロトラスト プラットフォームであるZscalerが、どのようにコスト削減に役立つかを紹介しています。第1回は、セキュリティ態勢の強化が侵害関連のコストを回避する方法、第2回は、Zscalerがインフラストラクチャーを簡素化し、テクノロジー コストを最適化する方法、そして第3回は、組織が運用効率を高めて管理オーバーヘッドを削減する方法をそれぞれ紹介しました。

第4回となる本記事では、次の点を中心に解説していきます。

 

ユーザーの生産性の低下

ユーザー エクスペリエンスの低下は、そのまま生産性の低下につながります。従業員のデジタル エクスペリエンスが遅くなれば、効率的に職務を進めることはできません。言い換えれば、時間、金銭、価値創造の機会すべてが無駄になるのです。境界ベースのアーキテクチャーが、ユーザーフレンドリーなエクスペリエンスを本質的に提供できないことはすでに明白になっています。

一昔前のアーキテクチャーでは、クラウド アプリへのリモート ユーザー トラフィックを含むユーザー トラフィックは、データ センター内のアプライアンスのスタックを通過します。こうしたトラフィックのバックホールでは、ユーザーはアプリケーションに直接接続できません。また、ネットワーク ホップの数が増えることで大幅なレイテンシーが生じるため、デジタル エクスペリエンスが低下し、生産性が阻害されます。同時に、データ センター内のアプライアンスには、トラフィックの急増を対処できるレベルのスケーラビリティーが欠けているため、アプライアンスの負荷が本来想定されていた処理量を超えると、パフォーマンスの低下や停止につながる可能性もあります。その結果、ユーザーの生産性が低下してしまうのです。また、ユーザー エクスペリエンスを監視するための従来のツールがデータ センター向けに最適化されているという状況も、事態をさらに複雑にしています。つまり、クラウドファーストのハイブリッド ワーク環境で必要とされるエンドツーエンドの可視性が不足しており、これが最終的にはトラブルシューティングにおいて足かせとなるのです。


 

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図1:ユーザー エクスペリエンスの課題

Zscalerが実現する優れたデジタル エクスペリエンス

Zscalerは独自のゼロトラスト アーキテクチャーでトラフィックのバックホールを廃止します。Zscaler Zero Trust Exchangeは、ユーザー、ワークロード、デバイスを安全に接続させる効果的なスイッチボードとして機能します。また、150の拠点から提供されるアプリへの直接接続とクラウド セキュリティにより、トラフィックをデータ センターにルーティングする必要がなくなり、さらに、Zscalerは最短パスを介してアプリへのトラフィック フローを自動的に最適化し、最高のユーザー エクスペリエンスを確保します。世界最大のセキュリティ クラウドであるZero Trust Exchangeは、あらゆる規模のお客様にサービスを提供するために必要なスケーラビリティーを備え、システム停止やパフォーマンスの問題を回避します。この圧倒的に差別化されたアーキテクチャーにより、従業員はこれまで無駄に費やしていた時間を解放し、職務の遂行や組織の価値創造に集中できるようになります。

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図2: Zscaler Zero Trust Exchange

上記に加えて、Zscalerは統合されたデジタル エクスペリエンス モニタリング(DEM)を提供します。データ センターの範囲外で発生したエクスペリエンスの問題に関しては、完全なコンテキストがない従来のツールとは異なり、Zscalerはデバイスからクラウドまでのエンドツーエンドの可視性を備えています。また、継続的な監視とリアルタイムのアラートにより、ユーザー エクスペリエンスの問題が広範囲にわたる生産性の問題に発展する前に、プロアクティブに解決できます。合理化された検出と解決、そしてAIを活用した高度な根本原因分析により、ヘルプデスクはユーザーが継続的に作業できるようにサポートしながら、チケット発行数を最小限に抑え、ヘルプデスク全体の生産性も向上させることができます。

 

 

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図3: Zscaler Digital Experience (ZDX)によるユーザー エクスペリエンスの監視

 

このようなメリットをさらに裏付けるものとして、Zero Trust Exchangeに関するESG経済検証調査では、Zscalerを利用する平均的な組織が、ユーザー エクスペリエンスの低下が原因で本来損失していたはずの生産性を年間520万ドル相当回復させ、全体として139%のROIを実現していることがわかっています。

Zero Trust Exchangeの詳細については、ホワイト ペーパーでご確認ください。

このブログ シリーズの第5回の記事では、Zscalerが合併や買収の際にどのようにコスト削減を実現するかについて見ていきます。

 

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