文化

優れたリーダーによって築かれる健全な企業文化

優れたリーダーによって築かれる健全な企業文化

先日、とても優秀な営業部門の入社希望者と夕食の約束をした際、「会社のサポートチームと口論があった」という理由で彼は遅れて現れました。彼が勤めている会社をよく知っている私は、従業員同士の「争い」や「駆け引き」が常に必要な( ゼットスケーラーとは全く真逆の)企業文化があることを理解していたので納得しました。諍いの多い環境で働くのは不幸なことです。そこで働く従業員がいずれ転職しようと考えるようになるのは自然と言えます。

転職を考える時、誰もが給料や肩書きだけに目を向けがちですが、会社の文化にも大いに注目するべきだと思います。毎朝、出社したくないと感じる会社で、果たして、幸せになったり、成功したりできるのでしょうか?

価値ある企業文化の創造

私がゼットスケーラーに入社する際は、企業文化が大きな決め手になりました。Glassdoorが最近発表した(Best Cloud Computing Companies To Work For In 2020(『2020年版クラウドコンピューティングの働きやすい会社』で、ゼットスケーラーは3位に入りました。ゼットスケーラーのCEOであるJay Chaudhryは、従業員の支持率97%という極めて高い評価を獲得しています。Jayは、「10 Zscaler Leadership Principals(ゼットスケーラーのリーダー10の原則)」などのさまざまなテーマで従業員と頻繁にコミュニケーションをとっており、これが、 ゼットスケーラーの文化の基礎を構築する上で重要な役割を果たしています。そして、これらの原則の根幹となっているのが、優秀な従業員の雇用、お客様第一主義、リーダー自らが率先して取り組む姿勢です。ゼットスケーラーのリーダーたちは、常に柔軟かつ協力的で有能であるだけでなく、お客様に満足していただくために必要なことを何でもやろうという姿勢を貫いています。

今なお続く COVID-19のパンデミックの時ほど、このようなリーダーシップの効果が実証されていると言えます。ゼットスケーラーのリーダーたちは多くのお客様と協力し、この前例のない状況を乗り越えられるための支援を開始しました。Jayを始めとするゼットスケーラーのリーダーは、「お客様が従業員に在宅勤務を指示することになった場合も、安全と生産性が維持されるよう支援することが自分たちの義務である」と考えています。

対立の解消

強力なリーダーシップは、健全な企業文化の重要な要素であるチームワークとコラボレーションの文化の構築にも役立ちます。対立のない会社はなく、対立の原因を見つけ解決する能力は、優れたリーダーに求められる、もう1つの重要な資質です。そのようなリーダーであれば、対立が発生する前にその芽を摘み取ることもできるかもしれません。

対立の解決にあたっては、ほとんどの人が3つの選択肢、すなわち、「過剰反応するか」、「感情的になるか」、「対立を回避しようとするか」のいずれかを選択します。どれも状況がエスカレーションして制御不能になり、再び対立が表面化する可能性があります。私自身の経験では、冷静さを保ち、対立している当事者の気持ちを落ち着かせることが最善の策として機能しました。

興奮している同僚や顧客と話す時は、自分自身だけでなく、相手にも声を荒げる前に落ち着いてもらうようにします。相手の話に耳を傾けるよう心掛けますが、必ずしも同意する必要はありません。大げさな身振り手振りを避け、中立な立場で相手を威嚇しないように努めます。ほとんどの人は自分の意見が聞いてもらい、相手に共感してもらえただけで心を開き、協力的になるものです。このやり方であれば、多くの場合、議論をその場ですぐに解決できます。

両者の言い分を聞いた後、誰もが納得できる着地点を見つけます。多くの場合、「プロジェクトの納期を守ってお客様に満足していただくことを誰もが願っている。その目標を達成するために何をするべきかを見直してみよう」といった着地点に落ち着くはずです。ほとんどの場合、どのような対立であっても、双方が納得できる選択肢があるはずです。そのような選択肢のブレインストーミングによって、解決が格段に早くなります。最終的には、双方が解決策を検討し、再び話し合うことに同意する必要があります。

誰かが自らの領域を超えて他の人の陣地に踏み込むことで対立が生じることもあります。リーダーシップは、全員の役割と責任を明確にすることでこれらの状況を回避するのに役立ちます。

もちろん、稀ではあるものの、2人の従業員が何らかの理由で単に反りが合わないということもあります。どの従業員も組織に価値をもたらす人材であり、そうでなければ、入社することはなかったはずです。強力なリーダーが率いる組織は、おそらく、それぞれが自分のプロジェクトに取り組むといった、このような状況に対処するための戦略を立てていることでしょう。さらに、リーダーが対立に介入しなければならない場合、どちらか一方に肩入れすることなく、公正かつ確実な方法で対立を解決するという最終目標のもとに仲裁しなければなりません。

企業文化の基盤の構築

リーダーは、職場で許される行動を明確にし、チームの文化の基盤を構築する役割を果たします。オフィスでの言い争いは、たくさんの従業員の生産性を低下させ、業務の遂行などの重要な活動に支障をきたすことになります。

リーダーは、自らの言葉と行動によって、困難な状況に直面した場合に従業員や会社がどのように行動すべきかを明確に示します。

あなたは、今自分が働いている会社の文化を好きだと言えますか?自分の仕事や同僚との関係は楽しいものですか?会社でリーダーの役割を担っている方は、自らの言葉を行動に移していますか?「いいえ」と答えた方は、今の会社が自分に合っているかどうかを振り返り、職場を変えることで今より快適に働けるようになるのか検討してみてはどうでしょう。従業員の満足度が高い会社で働けるのは幸せなことです。誰もがそのような会社を見つけられるようにと祈って止みません。


Darren McKellinは、ゼットスケーラーの北部アジアにおけるエリアディレクターです。

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