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プレスリリース

ゼットスケーラー、ゼロトラストSASEのリーダーシップを拡大し、ファイアウォールベースのセグメンテーション アプローチを排除

Airgap Networksの買収でZscaler Zero Trust Exchangeを拡張し、拠点や重要なOTインフラのEast-Westトラフィックを保護

Tokyo, Japan, 4月, 26, 2024

※本資料は、米カリフォルニア州にて2024年4月11日(現地時間)に発表したプレス リリースの日本語抄訳版です。

クラウド セキュリティ業界を牽引するZscaler, Inc. (NASDAQ: ZS、以下ゼットスケーラー)は本日、ビジネスに不可欠なネットワークを保護するサイバーセキュリティ ソリューションのリーダー企業であるAirgap Networksの買収契約を締結したことを発表しました。ゼットスケーラーのゼロトラストSD-WANとAirgap Networksのエージェントレス セグメンテーションの融合により、East-West接続やIoT/OTデバイス、拠点、工場、データ センターの重要インフラにまでゼロトラスト セグメンテーションを実装できるようになります。

静的なアクセス制御リスト(ACL)でEast-Westトラフィックを管理する従来のNACやネットワークベースのファイアウォールでは、その設計上、ローカル エリア ネットワーク(LAN)内で水平移動する高度な脅威を防止できません。Airgap Networksは独自の動的ホスト構成プロトコル(DHCP)プロキシ アーキテクチャーを使用してすべてのデバイスを分離し、アイデンティティーとコンテキストに基づいてアクセスを制御することで、重要インフラを持つ企業のビジネス リスクを軽減します。

 両社の技術融合により、以下が可能になります。

  • ゼロトラストを内部ネットワーク上のデバイスにまで拡大 - Airgap Networksの技術により、デバイスのEast-West (LAN)トラフィック全体にゼロトラストの原則が適用されるため、内部の攻撃対象領域が減少し、拠点やOTネットワーク上での脅威のラテラル ムーブメントが排除されます。   
  • 重要なOTインフラの保護 - Airgap Networksが提供するリアルタイムのデバイス検出とインライン施行は、ランサムウェアの機能を止めるキル スイッチとして重要な役割を担います。これらの技術により、重要でないデバイス通信が無効化されるため、業務を中断することなく脅威のラテラル ムーブメントを阻止できます。Airgap Networksのソリューションは、IoTデバイスやOTシステム、エージェントをインストールできないデバイス上のランサムウェアなどの高度な脅威を無力化します。
  • 運用の簡素化とコストの削減 - Airgap Networksのソリューションでは、既存のスイッチング インフラやルーティング インフラを変更することなく、拠点または工場のネットワーク上の管理対象および管理対象外デバイスからのトラフィックをすべて識別して制御できるため、リスクになりやすいEast-Westトラフィック向けのファイアウォールやネットワーク アクセス制御(NAC)などの旧式のセキュリティ テクノロジーが不要になります。NACを使用する従来のアプローチは、「決して信頼せず、常に検証する」というゼロトラストの基本原則に根本的に反するものであったため、Airgap Networksのソリューションにより企業のセキュリティ態勢が劇的に改善されます。

ゼットスケーラーのプロダクト マネジメント担当バイス プレジデント兼ゼネラル マネージャーであるナレッシュ・クマー(Naresh Kumar)は、次のように述べています。「ゼットスケーラーとAirgap Networksは、従来のソリューションが拠点やデータ センターの環境、特にEast-West通信のセキュリティにどのようにアプローチしてきたかをあらゆる側面から見直しました。ゼットスケーラーは、革新的なゼロトラスト ネットワークでSASEをさらに強化し、East-West通信およびOTネットワーク向けのSD-WAN、NAC、ファイアウォールベースのセキュリティの必要性を排除します」

詳細については、「ゼットスケーラーがAirgap Networksを買収」をご覧ください。

なお、本契約の諸条件は非公開です。    

 

将来の見通しに関する記述

本プレス リリースには、当社の経営陣の信念と仮定、および当社の経営陣が現在入手可能な情報に基づいた将来の見通しに関する記述が含まれています。これらの将来の見通しに関する記述には、買収によりゼットスケーラーの製品および顧客に対して予想される利益が含まれます。これらの将来の見通しに関する記述は、1995年米国私募証券訴訟改革法のセーフ ハーバー条項の対象となります。実際の結果は、Airgap Networksの技術および事業の統合を成功させる当社の能力、買収後にAirgap Networksの主要な従業員を維持する当社の能力など、数多くの要因によって、本プレス リリースの記述と大きく異なる可能性があります。その他のリスクと不確実性は、2024年3月6日に米国証券取引委員会(「SEC」)に提出された最新の四半期報告書(Form 10-Q)に記載されています。この報告書は当社のWebサイト(https://ir.zscaler.com)またはSECのWebサイト(www.sec.gov)で確認できます。本プレス リリースに含まれる将来の見通しに関する記述は、現時点で入手可能な限られた情報に基づいており、今後変更される可能性があります。今後新たな情報が利用可能になった場合でも、ゼットスケーラーは将来予想に関する記述を更新する義務を負いません。

以上

ゼットスケーラーについて

ゼットスケーラー(NASDAQ: ZS)は、より効率的で、俊敏性や回復性に優れたセキュアなデジタル トランスフォーメーションを加速しています。Zscaler Zero Trust Exchange™プラットフォームは、ユーザー、デバイス、アプリケーションをどこからでも安全に接続させることで、数多くのお客様をサイバー攻撃や情報漏洩から保護しています。世界150拠点以上のデータ センターに分散されたSSEベースのZero Trust Exchange™は、世界最大のインライン型クラウド セキュリティ プラットフォームです。

本件に関するお問い合わせ先

Chandini Rai、APJ広報担当マネージャー、[email protected]

Natalia Wodecki、グローバル統合コミュニケーション&PR担当シニア ディレクター、[email protected]