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Growmarkが在宅勤務を成功させる

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Eric Fisher氏は、GROWMARK, Inc.のITエンタープライズシステム担当ディレクタです。


耐障害性とビジネス継続性は、GROWMARKにとって非常に重要であり、それは、我社の事業は自社にとどまらない多くの企業や組織に影響するためです。この異常な時期に従業員とその家族を保護することは、すなわち、我々の顧客による必要な作物の植え付けを可能にすることを意味し、結果としてそれは、今後数か月間の国や世界の食糧の生産と安全保障に影響することになります。

農業資材の協同組合であるGROWMARKは、全米の農業小売業者や農業分野の企業に対し、燃料、種子、植物性食品、農業機械、建設、物流などの農業に関連するあらゆるものを提供しています。

我々は組織としての国際社会への義務や責任を十分に認識し、我々の業務の履行や不履行が広範囲に影響することを理解しています。我々の従業員の在宅勤務を効果的に継続することが、これまで以上に重要な課題となっています。その重要性を明らかにするため、我々の業務の成果を示す2つの例をご紹介します。

精製燃料:GROWMARKは米国中西部の地方市場で、精製燃料全体の最大70%を供給しています。その燃料は、地域経済を支える企業や農家だけでなく、移動に利用する車両に給油するガソリンスタンドにも供給されています。

トウモロコシと大豆の収穫:イリノイ州、アイオワ州、ウィスコンシン州を始めとする中西部の農家は、トウモロコシと大豆の全米の収穫量の大部分を生産しています。繁忙期を迎える農家に、種や肥料を継続して供給する必要があります。農家が収穫する作物の多くは、食肉や乳製品の産業や供給に直接影響する畜産に供給され、トウモロコシや大豆の作物の約半分は海外に輸出されます。

今週現在で、98%の従業員が在宅勤務で働き、Zscaler経由で接続しています。インターネットとSaaSのすべてのトラフィックがZscaler Internet Access (ZIA)で保護され、AWSと自社のデータセンタに置かれた内部アプリケーションへの安全なリモートアクセスがZscaler Private Access (ZPA)経由で提供されます。

Zscalerを導入したことで、業務システムをこの危機対応の影響をほとんど受けることなく運用し、従業員がシームレスに利用できるようになりました。ZscalerのグローバルZPAのトラフィックが一晩で300%増加したことで、若干の影響があった日がありましたが、400%のキャパシティのアップグレードで数時間以内に解決しました。その日以降に我々ITチームが取り組んできた最大の課題は、Microsoft Exchangeで「外出中メッセージ」を正しく使用することと、地方でインターネット接続を利用できない影響を受けている従業員に4Gのホットスポットを提供することでした。このような状況を考慮すると、我々は素晴らしいテクノロジを利用していると言えるでしょう。

ITで働く多くの仲間や友人が安定したリモートアクセスソリューションを従業員に提供できていないことにストレスを感じ、技術的な問題で社内で苦労しているのを見ると、この点は特に重要だと感じます。適切なITアーキテクチャの構築が、かつてないほど重要となっています。

このような前例のない事態で明らかになったのは、ITチームとその組織が相互接続された世界での働き方を見直す必要があるということです。このような状況でビジネスを前進させるために、以下の方法を提案します。

  • データセンタの運用から脱却し、運用、コスト、収益性を改善し、新規市場に参入するためのテクノロジの活用方法をビジネス部門に理解してもらうことに注力する。
  • できるだけ早く行動を開始することで、耐障害性の向上を実現し、利用可能なテクノロジを活用してサーバとデータを従来型のデータセンタからクラウドに移行する。
  • 緊急事態、自然災害(竜巻、洪水、地震など)、公衆衛生の危機が発生した場合も、安全なあらゆる場所で働く手段を従業員に提供する。
  • 新たなレベルの高度な攻撃を想定して攻撃対象領域を減らすために、外部に公開されるアプリケーションやインタフェースを可能な限り少なくし、オープンインターネットへのアクセスを制限する。

この最後の提案を実現するため、GROWMARKは、Zscaler Private Accessを採用することで、ZTNA(ゼロトラストネットワークアクセス)の概念を導入しました。ZPAを導入した直後に、このリモートアクセスソリューションを絶賛する声が従業員から寄せられました。これまでにセキュリティツールにそのような意見が寄せられたことは一度もなく、誰もそのような経験をすることはないと思います。多くの従業員にとって、テクノロジが内部でどのように動作するかは与り知るところではありませんが、接続が不安定な状況でも期待通りに動作するという単純な理由で、歓迎されています。

リーダーシップとチームワークがなければ、クラウドファースト、モバイルファーストへのトランスフォーメーションは成し遂げられませんが、プロセスのすべてのステップに大きな価値がもたらされます。

私自身とIT担当者にとっては、従業員の在宅勤務を支援し、GROWMARK、お客様、さらにはGROWMARKを直接的あるいは間接的に利用しているコミュニティがこのような困難な時期に重要な業務を遂行するために不可欠な役割を果たすことを意味します。


このブログに関連する以下の資料もぜひお読みください。

COVID-19と戦う軍の研究者を支援するサプライ チェーンの保護
著者:Marc de Serio (軍医療の進歩のためのHenry M. Jackson Foundationの最高技術責任者)

NOVが在宅勤務の継続中もエネルギー供給を維持
Alex Philips氏(National Oilwell Varcoの最高情報責任者)

DB Schenkerがクラウドアプローチで従業員によるリモートアクセスを保護
Gerold Nagel氏(Schenkerのグローバルインフラストラクチャサービス/DB担当シニアバイスプレジデント)
 

 

 

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