ZscalerのIaCセキュリティ
パブリック クラウド環境全体にわたってコードとしてのインフラストラクチャー(IaC)を簡素化、保護

効率性と同時にリスクも増すIaC
コードとしてのインフラストラクチャーは、開発者がコードを書くだけでインフラストラクチャーを導入できるようにする、他に類を見ないほど効率的なツールです。しかし、開発者はアプリケーション構築の専門家ですが、プロビジョニング、テスト、およびIaCの保護に関する経験値にはバラつきがあります。その結果、IaCの使用が増加するにつれて、設定ミスやその他のミスが発生する可能性も高まります。これらのミスは、クラウド インフラストラクチャー全体に急速に伝播する危険性があります。
IaCは効率を高める一方で、ミスも増幅させる恐れがあります。そのため、開発ライフサイクルの早い段階でセキュリティの問題を積極的に特定し、修復することがセキュリティ部門とDevOps部門の最大の課題となります。

設定ミスのリスク
現代のアプリでは頻繁な更新が必要となり、インフラストラクチャーを繰り返し再設定することを余儀なくされ、その際のミスや構成ドリフトのリスクが高まります。

データの漏洩
脆弱性と安全でない初期設定を含むIaCテンプレートは、機密データの漏洩を招く可能性があります。

運用上の複雑さ
マニュアルのプロセス、頻度の低いスキャン、およびサイロ化されたツールでは、迅速な開発と継続的なリリース サイクルに追いつくことができません。
2023年までに、60%の組織がDevOpsツールチェーンの一部としてインフラストラクチャーの自動化ツールを使用し、アプリケーションの導入効率を25%向上させるとみられています。
— Gartner
Zscalerが提供する価値
IaCの積極的な保護
Posture Control™を活用することで、クラウド セキュリティのベストプラクティスを開発のワークフローとツールにシームレスに統合し、違反や安全でない設定を防止して、IaCの能力を最大限に発揮できます。
Posture Controlは、開発者環境、統合ツール、およびソース コード リポジトリーにセキュリティのベストプラクティスを組み込んだ、統合されたクラウド ネイティブ プラットフォームを使用し、IaCを積極的に保護します。また、定義済みのポリシーを使用し、リスクの高い設定ミスやコードの漏洩、環境のドリフトなどを特定して優先順位を付けることで、継続的なIaCのガバナンスを実現できます。
加えて、豊富なコンテキストとガイド付きの修復プロセスにより、統合開発環境(IDE)、継続的インテグレーション(CI)ツール、バージョン管理システム(VCS)など、一般的なDevOpsのツールとワークフローにおいて直接フィードバックを提供します。Posture Controlは、全体的なクラウド セキュリティ ポスチャーを改善しながら、セキュリティ部門と運用部門の負担を軽くし、チーム間の摩擦を軽減します。

より簡単で安全、そして高速なIaCセキュリティ

管理を集約
管理を集約
IaCダッシュボードで設定の問題を正確に把握できます。また、コード リポジトリーのセキュリティとコンプライアンス ポスチャーを可視化でき、ドリルダウンによって違反を簡単に特定、調査、修復できます。

開発者に負担をかけずにリスクを軽減
開発者に負担をかけずにリスクを軽減
ネイティブ プラグインを使用し、IaCのベスト プラクティス、設定チェック、および明確なセキュリティガイダンスを開発ツールとDevOpsツールに組み込みます。これにより、スムーズなワークフローを実現し、設定ミスの防止、セキュリティ リスクの最小化、コンプライアンスの維持を容易にします。

イノベーションを加速
イノベーションを加速
セキュリティを犠牲にすることなく、クラウド インフラストラクチャーの大規模なプロビジョニング、管理を安全かつ効率的に行います。
ZscalerのIaCセキュリティの特徴

IaCの設定ミスを防止
IaCの設定ミスを防止
自動化されたスキャン機能によって開発者がIaCの設定ミスやポリシー違反を特定、修復できるようにし、クラウド インフラストラクチャーのセキュリティを保ちます。

スキャンを開発者ワークフローに統合
スキャンを開発者ワークフローに統合
一般的な設定ミスを回避し、リスクを最小限に抑え、IaCのベスト プラクティス(開発者ワークフロー、コード リポジトリー、およびCI/CDパイプラインの設定チェック)とカスタム ルールを容易に統合、適用することでコンプライアンスを維持します。

迅速なガイド付きの修復を実施
迅速なガイド付きの修復を実施
問題を特定するための適切なコンテキスト、統合されたセキュリティ ガイダンス、迅速な問題解決のための推奨事項を提供することで、開発者のエクスペリエンスと生産性を向上させます。これにより、摩擦が大幅に軽減され、セキュリティ部門と開発部門とのコラボレーションが強化されます。

構成ドリフトを防止
構成ドリフトを防止
ポート、プロセス、メトリック、構成設定における構成ドリフトや偏差を容易に管理できます。

ガードレールを適用
ガードレールを適用
自動化されたガードレールを使用してセキュリティ部門とリソースの負担を軽減し、元の開発者が対処せずとも危険なコードのプロビジョニングを防ぎます。

アラートをほぼリアルタイムに生成
アラートをほぼリアルタイムに生成
チケット発行ツールとの容易な統合により、迅速なセキュリティ アラートを送信し、問題と影響、問題の修復に必要な行動に関する包括的なコンテキストをコードオーナーに提供します。
テクノロジーの統合
IaCフレームワークとクラウド プロバイダー
サポートされている以下の環境とツール内で、IaCをシームレスに保護します。
コード リポジトリー
- GitHub
- GitLab
CI/CDツール
- GitHub Actions
- Jenkins
CLIスキャナー
- Visual Studio
- Windows、macOS、およびLinux
クラウド プラットフォーム
- Amazon AWS
- Microsoft Azure
- Google Cloud
IaCテンプレート
- AWS CloudFormation (JSON、YAML)
- Helm
- Kubernetes
- Terraform
コード リポジトリー
- Github
- GitLab
CI/CDツール
- GitHub Actions
- Jenkins
CLIスキャナー
- Visual Studio
- Windows、macOS、およびLinux
クラウド プラットフォーム
- Amazon AWS
- Microsoft Azure
- Google Cloud
IaCテンプレート
- AWS CloudFormation (JSON、YAML)
- Helm
- Kubernetes
- Terraform
ほぼリアルタイムのアラートと通知
サポート対象の以下のプラットフォームにおいて、チーム間のコラボレーションを強化し、迅速かつ効果的な修復を行います。
- Splunk
- ServiceNow
- JIRA
今すぐ始める
Posture Controlを活用することで、開発者ワークフロー内におけるIaCの設定ミスの特定と修復、クラウドインフラストラクチャの保護、IaCのベストプラクティスの遵守を行えます。
オプション1
Posture Controlのデモを体験する
ガイド付きのデモでPosture Controlを体験できます。
オプション2
Posture Controlプラットフォームを試す
数分で開始できる無料トライアルでPosture Controlを試せます。
オプション3
専任のパートナーと共にセキュリティを強化する
Posture Controlを最大限に活用できる適切なパートナーを見つけるお手伝いをします。