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「ゼロトラストを活用したコスト削減」シリーズ第7回:包括的なコスト削減
このブログ シリーズでは、ゼロトラスト アーキテクチャーを活用することで、組織がコストを削減できる6つの重要な方法を詳しく解説しています。組織にとってコスト削減は長年の課題ですが、COVID-19によるロックダウン、サプライ チェーンの混乱、インフレの高騰、景気後退への懸念などが重なり、その必要性はさらに高まっています。また、このシリーズで解説したように、ネットワークとセキュリティの境界型アーキテクチャーは財源の浪費を引き起こしており、こうした課題がコスト削減の取り組みを加速させています。これまでの記事で取り上げたコストに関する課題の要約と、過去の記事へのリンクは以下をご覧ください。
ハブ&スポーク型ネットワークと城と塀のセキュリティ モデルでは、膨大な量のハードウェア アプライアンスが必要となり、結果として多額の設備投資(CapEx)を繰り返し発生させます。また、MPLSといったプライベート接続のコストも避けられません。
アプライアンスベースの複雑なアーキテクチャーに依存すると、継続的なメンテナンスに多大な時間が必要となり、多額のコストが発生します。また、複数のセキュリティ製品のダッシュボードを個別に管理する必要があるため、管理者の業務負担が増え、リソースが浪費されます。
接続とセキュリティがネットワーク アクセスを中心に展開されている場合、M&Aでは通常、両社のネットワークを統合する必要があります。しかし、統合の複雑さや範囲の拡大(スコープ クリープ)により、スケジュールが長期化し、M&Aで期待される利益の獲得が遅れ、さらにはコストが増大するリスクが生じます。
組織が侵害されると、修復プロセス、罰金や法的費用、ブランド イメージの低下などにより多額のコストが発生します。従来型のアーキテクチャーでは攻撃対象領域が拡大し、不正侵入や脅威のラテラル ムーブメントを防ぐことができないため、侵害リスクが高まります。
トラフィックのバックホールは遅延の原因となり、ユーザー エクスペリエンスを低下させます。また、データ センター向けに最適化された従来の監視ツールでは、リモート ユーザーやクラウド アプリ全体のエンドツーエンドの可視性が得られません。その結果、ユーザーとヘルプ デスク双方の時間が浪費され、最終的には組織全体のコスト増につながります。
ハードウェア設備が増えるほど、それらを稼働させ、過熱を防ぐための電力消費も増加します。これにより、組織のカーボンフット プリントが拡大するだけでなく、電力コストも大幅に上昇します。
では、これらのコストの課題をすべて克服するにはどうすればよいのでしょうか?
ゼロトラスト アーキテクチャー
ゼロトラストは単なるセキュリティ機能ではなく、これまでの境界型モデルとは根本的に異なるアーキテクチャーです。ゼロトラストを導入することで、世界中の組織が従来のアーキテクチャーに伴うリソースの浪費を解消し、体系的にコストを削減しています。以下の動画では、ゼロトラスト アーキテクチャーがどのようにこれらの課題を解決できるかを解説しています。

Zscalerのゼロトラスト アーキテクチャーを導入し、財務やセキュリティなどのメリットを実現したお客様の成功実例をこちらのeBookで紹介しています。ぜひダウンロードしてご確認ください。また、オンデマンド ウェビナー「6 Ways to Cut Costs with a Zero Trust Architecture (英語)」では、ゼロトラストの経済的価値を詳細に解説しています。
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