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在宅勤務に関するデータトレンド

求人検索が上昇し、Netflixのストリーミングも上昇する一方で、ソーシャルメディアは下落?!

公開日:

著者:

Dr. Amit Sinha

在宅勤務に関するデータトレンド

米国の失業率が大恐慌のレベルに近づく中で、IndeedやGlassdoorなどの求人サイトへのインターネットトラフィックが急増しています。従業員はNetflixを多く視聴し、Amazonなどのオンラインショッピングサイトへのアクセスを続ける一方で、閲覧だけで、購入は控えるようになっています。

以上のデータは、ゼットスケーラーのクラウドセキュリティをご利用いただいている4,000以上の企業で働く従業員のインターネットトラフィックパターンの分析によって得られた一部の結果です。これらのユーザーは自宅やオフィスでオンラインで仕事をする際、ゼットスケーラーのクラウド経由でインターネットに接続することになります。ゼットスケーラーのクラウドセキュリティプラットフォームは毎日、1,000億件近いお客様のトランザクションを保護しています。以下のグラフは、過去8週間に特定のサイトに送信されたトランザクションの割合を示しています。通常であれば、さまざまなサイトへのトランザクションの相対的な分布はほぼ一定ですが、このグラフでは3月中旬に劇的に変化していることから、在宅勤務が増えた時期と一致していることが分かります。

求人サイトへのアクセスが最も大きく上昇

先週、米国での失業申請数が520万人に達し、4週間で合計2,200万人に上りました。COVID-19の感染拡大以前に失業した700万人を加算すると、実際の失業率は18%という驚異的な数字に迫る勢いです。したがって、経済的な不確実性と失業の可能性が続く状況で、在宅勤務が許される幸運な従業員が求人サイト(Indeed、Dice、Glassdoor、Naukriなど)やオンライン学習プラットフォーム(Courseraなど)に通常の5倍もアクセスしていたとしても、暗然とした気持ちにはなりますが、当然の結果と言えます。もちろん、新規の求人が前年比で49%も減少しているという結果がIndeedによる調査で分かるように、求人そのものが激減しています。このデータが特に興味深いのは、ゼットスケーラー経由でこれらのサイトを検索していた人のほとんどが業務用のノートPCから検索していて、ほとんどが今も失業者ではないと考えられるからです。

Apps Chart

 

オンラインショッピングでは、他のすべての小売サイトを圧倒する巨人のAmazonへのトラフィックが、過去数週間に若干の影響を受けたようです。発送は数週間遅れ、人気商品は在庫なしというショッピングサイトも多いようです。インドのウォルマートが所有するFlipkartのように、インドの都市封鎖が実行された最中に配達を一時的に停止したサイトもあります。PayPalの使用率が下落していることから、消費者はオンラインショッピングサイトを引き続き閲覧しているものの、実際の購入は控えていることがわかります。

App Traffic

 

COVID-19と在宅勤務

世界中の多くの国や外出自粛が発令されているため、コラボレーションツールが、同僚とのコミュニケーションが欠かせない従業員に必須になっています。その恩恵を最も受けているZoomは、最長40分間、最大100人が同時に参加できる無料のオプションを提供しており、仕事の会議だけでなく、家族とのやり取り、宗教活動、オンラインの飲み会などにもZoomが利用されているようです。

Zoomの人気が急上昇しているにもかかわらず、ビジネスコラボレーションの分野ではMicrosoftが支配的であるという状況は変わらず、コラボレーションのトラフィック全体の中で、Microsoft Teamsがすべての競合製品を上回っています。

Zoom App

 

ソーシャルディスタンシング(社会的距離の確保)とSNS

FacebookとInstagramのトラフィックが3月中旬から減少に転じました。理由の1つとして、誰もが家にこもるようになると、休暇中の写真、友達との晩ごはん、子供たちのサッカーの試合やダンスの発表会などの写真を投稿できないためではないかと考えられます。

Social

 

しかしながら、多くの人がやっているとわかっていることの1つが、映画のストリーミングです。従業員がCOVID-19の在宅勤務中に仕事用のデバイスでNetflixを見る機会が増えています。Zoomの会議の合間に「タイガーキング」のエピソードを1つ見る位は許されるはず、ということなのでしょう。オフィスでは、仕事への支障が少ないことから、Spotifyでの音楽のストリーミングの人気の方が高いようです。

Netflix

 

BitTorrentの使用率が急上昇しましたが、これは、マルウェアが含まれることの多い海賊版コンテンツを従業員がダウンロードしている可能性があることを示しています。自宅で働く場合は、オフィスにいる時ほどダウンロードする内容に注意を向けていないようです。したがって、働く場所に関係なく一貫したポリシーが適用されるようにする必要があり、ゼットスケーラーのプラットフォームであれば、それが可能になります。

bittorrent

 

我々は今、これまでとはまったく違う、非常事態に直面しています。COVID-19は、我々の生活や働き方を根本的に変えました。たとえほとんどの従業員が在宅勤務することになったとしても生産性を維持する方法を考えることが、今企業に求められています。ゼットスケーラーのクラウドプラットフォームは、世界中の150のデータセンタで動作し、従業員とアクセスするアプリケーションの間で、安全かつ高速なユーザエクスペリエンスを提供する、重要な役割を果たします。ゼットスケーラーは、185か国で事業を展開しており、セキュリティおよびポリシーのコンプライアンスに沿って組織のユーザトラフィックをスキャンすることで、トラフィックパターンを透過的に知ることができます。

この世界的な感染拡大が収束した時に、我々の多くが、今のこの状況を一種の感謝の気持ちを持って振り返ることになるでしょう。特に、外出自粛、隔離、在宅勤務、ソーシャルディスタンシングが必要な状況においても、デジタルでのやり取りやビデオ通話が可能で、自分たちが必要とする情報を入手し、ビデオ通話やデジタルな繋がりによる楽しみに興じることで、困難な状況を何とか切り抜けることができたと、感慨を持って思い出すことでしょう。評価されるべき娯楽にはもちろん、ジグソーパズルといった遊びも含まれるはずです。

最後に、皆様とご家族の健康をお祈り申し上げます。


Amit Sinhaは、研究開発、オペレーション、およびカスタマサービス担当のプレジデント兼CTOです。



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