以前のブログで、ZscalerがMicrosoftコミュニティから2つの賞（「Zero Trust Champion of the Year」を含む）にノミネートされたことを発表しました。そして5月12日、Microsoftは、多くの主要分野における業界の卓越した企業を表彰する権威あるイベント、20/20 パートナーアワードの授賞式で受賞者を発表しました。

そしてこの度、Zscalerは並み居る競合他社を抑え、「Zero Trust Champion of the Year」アワードを受賞しました。この場を借りてMicrosoftコミュニティに感謝の意を表します。今回の受賞は、ゼロトラストアーキテクチャを実現したZscalerの将来を見据えたビジョンと優れた革新性が評価されたことによるものです。このゼロトラストアーキテクチャは、モバイルファースト、クラウドファーストの現代において、世界の大手企業がデジタルビジネスを保護する方法を再構築しています。また、この度の評価は、バイデン政権が発表した画期的なサイバーセキュリティ対策に関する大統領令とも符合しています。この大統領令は、セキュリティをより俊敏で回復力のあるものへと進化させ、リスクを大幅に低減するために、官民双方の取り組みの最前線にゼロトラストを据えています。

Zscalerが掲げるゼロトラストの3つの基本原則

ゼロトラストは、高度な知識を持ち急激に進化する攻撃者の手法を阻止して先手を打てる唯一の方法として、業界全体で大きな反響を呼んでいます。ユーザ、データ、アプリケーションがいたるところに存在するようになった現在においては、クラウドネイティブで、現代の企業ニーズに合わせて最適化され、変化し続ける脅威に適応可能な、これまでとは異なる対策が求められているのです。Zscalerでは、真のゼロトラストアーキテクチャは、次の3つの原則に基づいて構築される必要があると考えています。

ゼロネットワークアクセス：ユーザを企業ネットワークではなくアプリに接続することで、ラテラルムーブメントを防ぎます。
攻撃対象領域の排除：アプリを不可視化して攻撃から守ります。
パススルー接続の排除：すべての特権を拒否し、プロキシアーキテクチャを用いることで、サイバー脅威の防止とデータ保護を強化します。

これまでに、従来型のネットワークセキュリティアーキテクチャではゼロトラストを実現できないことが明らかになりました。旧来のソリューションで新しい時代に適応させようとすれば、セキュリティを強化できないばかりか、複雑さとコストが拡大する一方です。MicrosoftのZero Trust Champion of the Yearは、包括的なゼロトラストアーキテクチャを提供するZscalerのアプローチが評価するものですが、MISA（Microsoft Intelligent Security Association）の会員のみによる投票で今年の受賞者が選ばれていることが、今回の受賞をさらに意義深いものにしています。

今後もZscalerはMicrosoftと協力し、業界をリードするゼロトラストアーキテクチャであるZscaler Zero Trust Exchangeを基盤として、お客様に卓越したセキュリティを提供していきます。改めて、この名誉ある賞を与えてくださったMISAの会員の皆様、そしてMicrosoftに感謝を申し上げます。業界内の様々な企業の中から評価をいただいたことに身の引き締まる思いを抱くとともに、ゼロトラストをお客様に提供するZscalerの戦略と実行力を信頼していただいたことを大変光栄に感じます。

Zenith Liveでの共同セッションをお見逃しなく

開催が間近に迫ったZscalerのバーチャルイベント「Zenith Live」は、「Full Cloud Ahead（クラウドで前進する未来）」をテーマとしています。共同セッションでは、ZscalerやMicrosoft所属のエキスパートから実用的なクラウドベースのゼロトラストソリューションをはじめ、現在の高度な脅威への対策に関する重要な戦略についての講演が行われます。また、真のゼロトラストアーキテクチャに求められる戦略やテクノロジに加え、ゼロトラストを実現するための方法についても議論を深めます。

Zenith Liveの詳細はこちら：zscaler.com/zenithlive

ぜひご覧ください。

この度の受賞に関し、MicrosoftとMISA会員の皆様に重ねて感謝いたします。